May 29, 2009

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 中国政府は、高速鉄道と関連建設について「安全面の大検査」を行うとして、高速鉄道の最高速度を落とし、本数も減らす方針を決めた。中国新聞社は減速など今回の措置を「居残り勉強」と表現した。中国新聞社が報じた。

 中国は過去数年間、在来線を含めて鉄道の「大増速」を6度にわたり実施してきた。今回の「減速」は、鉄道の速度についての「大躍進」が挫折したことを意味する。

 「設計上の最高時速が350キロメートル」とされている路線では、最高時速を300キロメートルに、「250キロメートル」の場合には200キロメートルに、「200キロメートル」の路線は160キロメートルに減じる。

 運転本数も見直す。列車間隔を十分に取るために本数を減らす。設備などとの適合性を見直しながら、段階的に増やしていくという。中国工程院院士で、中鉄総公司の副総工程師の王夢恕氏は「今回の減速は、機械設備の性能と照らし合わせて、合理的なものだ」と述べた。

 王氏は、これまでの最高速度は「安全に対する余裕を十分に見込んでいなかった」との考えを示した。王氏によると、速度を落とすのは「大事故を恐れるから」で、「速度を落とせば、大きな追突事故が発生する恐れはなくなる」と指摘し、実質的に「7月23日の追突事故は、安全性をないがしろにした運用があったからだ」との見方を示した。

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◆解説◆
 設計上の最高時速が350キロメートルとされた高速鉄道路線については4月の段階で「300キロメートルに減速」との方針が確定していた。中国政府・鉄道部の関係者は「さらに大きな安全上のゆとりができる」などと説明していた。

 4月の時点で関係者が「このままでは、高速鉄道の安全性には疑問が残る」と認識していたとすれば、全面的な安全点検を怠ったことが、7月23日の追突事故の、少なくとも「遠因」にはなったといわざるをえない。

 一方、6月30日に開業した「京滬高速鉄道」については、車内の速度表示が「最高時速」として定められた300キロメートルを上回って走行していた場合もあった。中国メディアもそれほど疑問を持たず、写真記事などで誇らしげに紹介していた。(編集担当:如月隼人)

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 北京の故宮博物院の古美術品の扱いに関する不祥事など中国メディアが最近行った一連の報道を受けて、中国国内では保管場所をどこにすべきかで新たな論争が巻き起こっている。この結果、中国国外に持ち出された多くの芸術品を取り戻すべきか否かという論議がさらに複雑になっている。

 中国のビジネス誌「財新」は今週、北京の故宮博物院が清朝時代の木製のついたてを浸水させたことを隠蔽(いんぺい)しているとする記事を掲載し、新たな論争が巻き起こった。故宮博物院側は損傷の事実はないと否定している。だが、この報道は、故宮博物院の関係者が1000年前の磁器皿を検査中に誤って傷つけたことを認めてから2週間もたっていない。

 故宮博物院の広報担当者は11日、ウォール・ストリート・ジャーナルの取材に対し、木製のついたてについて、「現在、定期的に実施される修復とほこり取りの作業のため、文化遺跡技術部門にある。われわれの知る限り、損傷を受けていない」と述べた。

 それでも、これらの報道は、歴史的遺物を保護する中国政府当局の能力に疑問を投げかける結果となった。ミニブログのツイッターの中国版といわれる「新浪微博」のあるユーザーは「紫禁城のみすぼらしい扉を見ると、ルーブル美術館や大英博物館に中国の遺物が収蔵されていて良かったと思ってしまう。ルーブル美術館や大英博物館の収蔵品は、われわれ中国人の手中にないが、少なくともちゃんと保管されている」と書き込んだ。

 大英博物館は、北京の頤和園から盗まれた遺物を収集しているとして、中国国営メディアから非難されている。

 新浪微博の別のユーザーは「故宮博物院は多くの同じような過ちを隠蔽しているかもしれない。それはだれにも分からない」と書き込んだ。さらに別のユーザーは「故宮博物院で保存されている遺物は博物院だけに属するのではない。全中国人民のものだ」と述べ、「遺物は非常に大きな伝統や文化を背負っている。そのような遺物に損傷を与えた人は厳しい処罰を受けるべきだ」と書いた。

 故宮博物院は明・清朝の皇宮だった紫禁城を転用した博物館で、1925年に設立され、訪問者数は年間数百万人に上る。その大部分は中国人だ。100万点以上の文化的遺物が収蔵されていると言われているが、大部分は世界中の博物館に散らばっている。そのうちの1つが台湾の国立故宮博物院だ。中国の政府や収集家は台湾の故宮博物院の収蔵品を中国に戻したがっている。

 今回の騒動は、中国国外にある遺物はそのままにしておいた方が無難だとする考えを後押ししているようにもみえる。文化的遺物の扱いに関して騒いだり怒ったりすること自体が過剰反応だとする向きもある。ミニブログのユーザーは「この国の人々は生活も生命も保証されていない。それなのに、なぜどうでもいいような壊れた皿について騒ぐのか」と書き込んだ。たゆまないFXに感謝

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