Jul 22, 2009
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全国地産地消推進協議会が行う2010年度の地産地消優良活動表彰で、和歌山県内から田辺市上秋津の農業法人「きてら」(笠松泰充代表)が農林水産省生産局長賞に選ばれた。
同法人は住民有志で1999年に開設した農産物直売所「きてら」を運営する。旬の果実や加工品を詰め合わせた「きてらセット」が人気。農産加工品や野菜販売も充実させ、年商は約1億円に上る。
新たな農産加工品などの商品開発に取り組むとともに、地域内の組織と連携して都市と農村の交流施設「秋津野ガルテン」を運営するなど、大きな地域経済効果を生み出している。これらの活動は農業地域の新たなビジネスモデルとして評価された。
同法人は「これまでの積み重ねが評価された。今後もいかに交流人口を増やしていくかを考え、取り組んでいきたい」と話している。
この表彰は、地産地消の優良な活動事例を表彰、紹介することで、全国で取り組む人々に役立てることが目的。昨年8〜10月に応募のあった団体のうち、都道府県、地方農政局を通じて推薦された27事例を地産地消普及拡大事業検討委員が審査し、農林水産大臣賞2点、全国地産地消推進協議会会長賞1点、生産局長賞5点を選んだ。
表彰式は22日に東京都内で開く「全国地産地消推進フォーラム2011」である。
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和歌山県上富田町朝来、上富田文化会館で3月6日に町民有志らが公演する創作劇「彦五郎物語」(実行委員会主催、紀伊民報など後援)の本番が2週間後に迫った。昨年に続いての開催だが、今年は子どもたちの参加が大幅に増えた。出演者たちは、毎日のようにけいこを重ねている。
物語は、氾濫が多かった富田川を鎮めるため、氏神のお告げを受けて自らいけにえになったという「彦五郎伝説」を題材にしている。せりふは、地域の方言を使用。笑えるシーンがある一方で、相次ぐ河川の氾濫で大切な人を失う人々の様子や、彦五郎のはかない恋の話も盛り込んでいる。
昨年と脚本の本筋は変わっていないが、参加者は45人とほぼ倍増。中でも小中学生と高校生が計27人(昨年は11人)となった。
年末からけいこを始め、いまはほぼ毎日練習している。20日は午後7時40分から上富田文化会館で通しげいこがあった。本番で使う衣装を着た出演者たちは、細かい点を確認しながら進めた。
主役・彦五郎を演じるのは、昨年の劇を観賞して感動したという初参加の介護施設職員菅根克幸さん(21)=上富田町朝来。「芝居の経験がなく、まだまだの状態。周りの力を借りて、本番ではけいこの何倍も良いものをみせたい」と意気込んでいる。
同じく初参加という上富田中学校1年の谷中美早紀さんは「感情移入が難しいけれども楽しい」と話す。
昨年に続いて脚本を担当した実行委の谷本憲司さん(34)は「プロではない人たちが出演するので気楽に観賞し、感じるままに笑ったり泣いたりしてほしい。感じ方は人それぞれだろうが、その気持ちを大切にしてもらえればうれしい」と話している。
公演は午後1時半からと7時からの2回。入場料は500円で、高校生以下は無料。チケットは文化会館や町役場の出張所で販売している。問い合わせは文化会館内の実行委事務局(0739・47・5930)へ。
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熊野古道大辺路の保全活動をしている「大辺路刈り開き隊」は27日午前9時から、和歌山県串本町和深で熊野古道の補修作業をする。熊野古道大辺路で世界遺産に登録されているのは全ルートの1割程度で、県が追加登録を目指しており、刈り開き隊が協力して整備している。一般の参加を募っている。
今回整備するのは、同町和深の国道42号近くにある新田平見の石畳の熊野古道で、延長約30メートル。一部で崖崩れが起きているため、石垣と排水路を造る作業や、石畳を掘り出す作業をする。
県は大辺路の世界遺産追加登録に向けて、まずは国の文化財指定を目指している。今回は県世界遺産センター(田辺市本宮町)の辻林浩センター長ら県の関係者が監修する。
刈り開き隊は2004年に発足。大辺路には国道や線路の建設で分断された区間もあるため「大辺路をつなげよう」と、草木に覆われるなどしていた場所を刈り開き、復元している。古道を守る取り組みを次世代につなげるため、地元の高校生らとも一緒に作業をしている。
昨年、NHKのBS放送で、熊野古道を歩く旅番組「街道てくてく旅」が放映された。その際、大辺路をもっと多くの人に知ってもらうため、今回整備する地点など、できるだけ本来の大辺路を歩いてもらったという。
同隊の上野一夫代表(62)は「自分たちの町に世界遺産登録候補地の熊野古道があり、守っていく必要があることを多くの人に知ってもらいたい」と話し、今回の整備作業をきっかけに刈り開き隊に入隊する人も募っている。問い合わせは上野代表(090・7042・3418)へ。
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